写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【diary】H29.4/1(土) 京都(四条~三条)、桜はつぼみ、アメリカフードフェスティバル

【diary】H29.4/1(土) 京都(四条~三条)、桜はつぼみ、京都アメリカフードフェスティバル

 

KYOTOに行ったんですね。米国ジャンクフードの集まるイベントがあると聞いて。

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本気で花見に行くつもりはなかったんだけども、少しは「桜が狂気のように咲いていたらいいなあ」と期待する自分もいました。だめでした。今年というやつは、未練がましく冬を引きずり過ぎていて、そんなことは桜のほうも知っているから、「あんたがそんなんやったら、咲いてたまるか」とばかりに、咲いてくれていない。

 EOS 5D Mark Ⅲは修理中で不在なので、オリンパスの異様にタフなコンデジ「TG-4 tough」というアウトドア要員を連れ回し、京都界隈に潜むものどもを昆虫採集的に撮影するのも含めてあれこれします。忙しい。

 

〇京都四条・先斗町

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観光客が多く、多国籍な賑わいがある。京都や奈良の山間部などにおける冬季の影の主役は、塩化カルシウムである。路面凍結は大敵です。

 

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商店街のアーケードも、じっと見ると老朽化で多彩な表情をたたえていることがわかります。キノコや海藻のたぐいに少々似ている。

 

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先斗町では店が軒先に提灯を多く掲げていますね。古いものは防護用か、ビニールの覆いがされていて、その汚れやくすみがこれまた、粘液で身を守る海中生物に見えます。

  

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ブレーカーからくるくるとのびる配線がPOPです。

 

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撮り方が正直すぎますが、日頃の私の作風に適うかんじの、擬人化できそうなのがいました。立派な単眼です。皆が店構えや店の並びなどフォトジェニック撮影をしている中で、水道局のおっさんがメーター確認に来たような目付きで配管の写真を撮っているのでどうかとおもいます。

 

 

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空調関係のパイプでしょうか。これまで気付かなかったのですが、先斗町は店の整ったオモテ面が立ち並んでいるのと同時に、店のウラ面に相当する雑多な配管や配線もまたチラチラと露出しているのが特徴的です。生物がうじゃうじゃいます。

 

 

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深海魚の眼って黒目が大きいですよね。アカマツカサとか。

 

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この手のゴカイみたいな配管のだらしないのは梅田の東通りでもよく見ます。

 

 

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みんなバレんように捨てても、最後はどこかに集まってくる。アルカリ電池も潜んでるし、これでダシをとったら最高の毒やあ。

 

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周囲に溶け込むよう体色を合わせてはいるが、見れば見るほど活き活きと浮かび上がって見えます。

 

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こいつはひときわ巨大で、よく生育したオオウナギのようなたくましい胴体が魅力的であった。何をたべているのだろうか。

 

 

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完全にヘビ。見事です、これをホースなどと呼んだら失礼にあたる。いやここまで鱗の見事なヘビ(ホース)は御目にかかったことがない。

 

 

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きもちわるい( ゚q ゚ ) ダラダラしてるよ。タール状のもの、廃油などを生物分類すると何目に入れられるかな。

 

 

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しかしさすがは京都で、店先に水と花びらをあしらっていたりする。

 

 

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 京都の町には雨溝はないけれど、雨水を路面の下や川へ導き入れるために、独特なカスタマイズのかかった雨樋が発達している。

 

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 かえるの置物。かわいい。

 

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 風雅さを演出するべく、庭石のようなものを置いていたと思われるが、全体的に劣化しすぎてゴミかナチュラルオブジェか分からなくなっている(良い)。

 

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店先のガラスケースの中に調度品があり綺麗ですが、うまくやれば深海に光るタルマワシとかクラゲのようなものとして再認識できそうです。

 

 

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竹かご状のアーチ装飾が多いですよね。複眼の腔腸動物みたいに捉えたいなあ。

 

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 これはデジタルマイコ宣伝効果。

 

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 柵を増やして撮ります。柵ほど概念が強く物質化したものもなかなかない。

 

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 ワオ!なんてサムライなkitty-chanデスネ!

 

ちょっと佇まいがかっこよすぎる\(^o^)/

 

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 奥では現代の丁稚どん、こと提灯がふてくされて寝ています。

 

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 動植物には、純粋に自衛のために外骨格を棘として発達させたものと、宿主や依り代を保護するためにそのように進化したものとがあります。これは後者かな。

 

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 機械生物。生態は謎ですが、漏斗状の口から空気や水を噴出するのだろうと思います。あるいは口器にオス・メスがあって、連結するかも。

 

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 これはサナギ的な。

 

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 いい顔を発見しました。未来部族の金属仮面です。彼らは電気の灯りを尊び、割れていない電球を神体とあがめ、過去の世界には原子力発電があったことなどの伝承を歌います。

 

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 居酒屋の看板の天板は直線がきれいだなあ。

 

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 縦に見下ろしても収束がきれい。

 

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 最近できたお店にはデジタルサイネージの広告板が。高瀬川の周囲がノイズに。

 

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外国人向けの気楽な観光寿司屋だが、エビの頭がシュールです。これも寿司にカウントするのかw 

 

 

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 歩道に唐突に突き出た蛇口が好きです。

 

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 これも歩道に唐突に突き出た、手入れのされた植物。草木ぽくない出で立ち。

 

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 生物ぽくないので積極的には扱いにくいものの、非常にキュートな膨らみの物体。照明器具ですかね?? 

 

〇四条、祇園

先斗町から移動して、京阪の四条駅から祇園方面へ入ります。

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 四条駅~祇園界隈で多いのが、駐車場や路上で電柱にパイプを這わせ、テープで張り合わせてあるもの。梅田ではテープ補強はあまり見たことがありません。この地域に特異な生態です。このチューブワームが何をしているのかといった疑問があります。

 

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 なぞの三姉妹。じきに日本全体でゆるキャラと萌えが衰退して、誰も気付かない間に消滅してしまうのではないか。どなたか全国のこういうキャラの保存・アーカイブ化をお願い致します。

 

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また出たチューブワーム。これは本体だが、箱に何が入っているのだろうか? 電源関係? 撮り方によってはいくらでも生物として化けそう。ただ低い位置にあるので私などはしゃがんで見上げないと撮れない。 

 

 

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配管系生物の先は、コンクリート地中を穿って中へ中へと続いており、様子を知ることは出来ませんでした。内部からエネルギーを吸い上げて生きている模様。 

 

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 うって変わって、天然の蜘蛛の巣ですが、影と光の中で、強いリズム感を湛えていました。非非生物群も美しいです。

 

祇園白川のあたりでは、外国人観光客の方々が、まだ咲いていない桜の木々を前にして、賑々しく記念撮影に力を入れています。

 

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 桜もカメノテもあまり変わらない気が・・・。

近づいてきた小動物を捕食しそう。

川の流れ、周囲の独特な和の雰囲気と相まって、素通りのできない魅力的な場となっています。 

 

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こっちは梅。梅はシーズン終了で、ほとんど枯れ落ち。

樹の動きがとてもユニークで、生き生きと化け物している。

 

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 祇園白川の影の主役は、コーン地域個体群。京都の有名景勝地という特殊な法令環境下に順応している。

 

 

 

 

 

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朱色、あるいは黄色と黒のストライプと違って、上品さがあるので、わりと好きかも知れない。工事現場的なやかましさがなくて良い。 

 

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 これは忘れ物。

京都の街でとにかく目につくのが、帽子、手袋、ハンカチ、鍵などの落し物である。オトシモノばかりみっちり撮影する写真集があっても面白いと思う。

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 何気に水商売などの物件が隣接しており、ポストモダン建築をも超えた、理念もへったくれもないチープな装飾物件が多数存在する。オコゼってこういう顔じゃないか。

 

 

〇京都アメリカフードフェスティバル2017

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事の発端は「体に悪そうな凝ったバーガーをしっかり食べたいなあ」という邪念から思い付いた京都行きであった。花見関係ないwww そうだよ。バーガーの奏でる肉とパンの旨味は脳をドリルのように直撃して、ダメにする/ダメになる。だめ。

 

 

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こんちは。@京都市国際交流会館

 

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残り少ない理性で、写真家ぽい撮り方を心がけているが、要は昼から寒い中をビール飲みましたという快楽記録帖です。まじおいしいんだが。やはり昼間から酔っぱらうのは善行なのではないか。聖書を読みなおしたい心境。

 

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 お目当てのめっちゃ美味しいバーガー。30分以上並んだ。行列が絶えなかったので名店だと思われる。

 

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 待ち時間の間に「もちもちポテト」に並んで買ってきたが、名前の通りモチモチッとしたポテトで、うどんとポテトのあいの子のようだった。詳細な原材料など作り方はFC加盟すれば伝授される模様。最近あちこちのイベント会場で出現しているようで人気のB級グルメとして知られつつある。

 

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 食べて飲んで寝て食べてという体に悪いことをして喜びました。

酔ってくると撮影も疑似生物探しもどうでもよくなってしまい、しかし免疫が一気におかしくなり、このあと盛大に花粉症の症状が激化して発狂します。

 

 

 発狂と言えば、ロームシアターのある一角の京都岡崎・蔦屋書店、店先のペッパーくんである。彼はこの日、私と同じく花粉症の激化で脳がおかしかったのか、人のいないところをぎゅんぎゅん凝視しては動きをとめて、

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探るような助けを求めるような、疑うような攻めるような、わけのわからない眼で見てくるのであるが、また明後日の方向をぎゅんぎゅんと振り返ってはすぐ止まるので、とても怖かった。もうだめかな。

 

完。