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写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【diary】H28.12/28(水)~H29.1/4(木)~深夜の新興住宅街、元旦のスカイビル、白浜の夕陽~

diary

【diary】H28.12/28(水)~H29.1/8(月)~深夜の新興住宅街、元旦のスカイビル、白浜の夕日~

 

この世の速度にめげそうになりますが、頑張ると腸が綺麗になります。うそです。

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忙しすぎて日記書けません。

年末年始の特集だよ。love。

 ○12/28(水) 仕事終わり

 

 

仕事終わりなのでやや浮かれ気味。別段何もない。

日中の全ての時間を自分の専門的なことに費やせる人と、そうでない人=職場にとりあえずいなければならない人、とを比較すると、数年で大変な差異が。恐ろしいことです。なるべく関連分野にかこつけて、最新の技術の話題などを漁るが、それを元にあれこれするできるわけでもなく、ネットサーファー化するので、もうひと押し、知識獲得の工夫が必要。

別に仕事終わり式はない。上司に「今年もまたよろしくお願いいたします」と謎のあいさつをかます。「今年もう終わるぞ」「うへえ」だめだ。

 

帰り際に梅田でさらっと撮っても、概ね安定して存在感のあるものが撮れる。生命体を追う。疑似生命たちよ目覚めろ。おまえたちのカンブリア期は今だ。うふふ。

 

○12/29(木) SC-PX5VIIに合う机を探せ & 松井山手の夜

 年賀状がやばい。やばいる。やばる。動詞形になるよね。年賀状どころでもなかったりするんだよ。

新プリンター:EPSON「SC-PX5VII」が届く。自宅でのカラーマネジメントの必要度が無視できなくなったため。

しかし15㎏、616×369×228㎜は並みじゃない。

どこに置くのか。部屋とは何かという問い。Wi-Fi接続に救われます。これ有線だったら死んでた。机が新しくいるよねということで、ホームセンター等を行脚する。

幸いにもニトリで「パソコンデスク ファウラー80」に出会う。

 

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これはいいぞ。ぴったりはまって、広くない部屋でも何とか置けるようになった。完全に自室が事務所化していく。さらに誘惑がある。椅子が売っていた。うわあ座りごこちいいなあ。→新調する。ネットカフェ化する自室。

両方組み立て式なんですよね。えらい時間がかかった。

夜は大学時代の写真部の飲み会。わあわあ言っていたらすぐお開きになる。人生は短い。写真展をしましょう。

 

帰路、松井山手という新興住宅街までどえらく乗り過ごし、終電をなくし、彷徨う。

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冷たい夜を歩く、早く家に帰りたい。無機質は美しい。新しい道を歩く。どこまで続いているのだろう。徒歩でなんとかなる距離とは思ったことがなかったが、何とかなりそうだ。そして何とかなった。2時間。面白い発見です。

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ハードウェアの新しさは死に結びつくのか、最新の街づくりによって生まれた郊外住宅は、生きている感じがしなかった。高速道路とかなり近接しているためかもしれない。伸び続ける無音の歩道。

 

○12/30(金) 真・忘年会(写真表現大学)

 宴がつづく。宴において社会人は消耗しながらも、宴によって生きているのだ。芸能人でも政治家でもない我々が、腰を据えてハイになって何かをディスカッションする場というのは、飲み会しかないからかもしれない。ディベート文化がないからさあ。そういうわけではないが、某所で生徒がひっそりと集まり、鍋の煮炊きを行った。

 

 

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ひっそりと食糧が運び込まれる。これより儀式である。郊外をも越えた、すこし離れた地域にある一軒家を目指す。そこはある種の聖地であり、猫がいたり、鍋が行われる。

 

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聖地なので鍋が2つできる。皆は信心深く、様々な供物を持参する。豆、種、イチゴ、餅、酒などがそろい、儀式が行われる。このコミュニティで一番偉いのは猫である。猫は神聖視される。太っているからといって「マツコ」などと呼ぶと嫌がられて去ってしまう。そこいらのこじれた女子よりも繊細で、愛されたがり屋だ。

 

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ガスバーナーの炎が良いという声が上がる。急に皆の心にくびれが灯る。くびれは古来より人類を魅了してきた。エドワード・ウェストンにせよ誰であろうとくびれから逃れることはできない。曲線には情報があるようだ。人はそこに触発をされ、そこへ向けて様々な印象、記憶を投射してしまう。強力な高密度の言語がある。

 

f:id:MAREOSIEV:20170109212247j:plain夜が更ける。時間の流れがゆらり。

この館の、顔役のくまちゃんである。終日、家の前で番をしている。しかし猫ではないので、屋内で厚遇されない。聖域には厳しい掟があるのだ。彼はこの夜も尖兵としての働きを務める。

 

○12/31(土) 年賀状に怪鳥を

  さんざん「やばい」「もうむり」「まにあわないグボァ」と言っていた年賀状にようやく着手。家の中が椅子と机の梱包材でめちゃくちゃになっていたが、午前中になんとかごみ解体する。SC-PX5VII用の段ボールが異常に硬い。とてつもなく良い材質なので再利用したいが・・・大きすぎるのでサヨナラ。あなたはわるくないの。相性の問題かな。ごめんね。

 

Pinterestが大活躍をする。使い方がこれまで思いついていなかったが、先輩が「デザインイメージの参考資料を探して手元に置いておくのにべんり」と言っていたのを思い出す。「酉年って何だ」「鶏か」「鶏って鳥だよね」「かあさん(Pinterest)鳥の写真持ってきてくれや」→→鳥の写真を収集。「都市景のどのパーツが鳥に見えるか?」を問う。

 

これにより年賀状が完成し、3月の「写真表現大学 修了展」プレ告知葉書ができた。広報に力を入れなくてはいけない。人は物事をすぐ忘れる。シンプルな言葉に弱い。繰り返しが大事。鉄則を踏まえていこう。

紅白は友人・小唄氏が評したとおり「死にかけたコンテンツを、人力で何とかしようと、会議と手作業で切り貼り手術した」感じ。 データ解析を重ねたスマートなソリューションなど微塵も見えない。演歌歌手と若手アイドルの交差する順序組み、要所要所で織り込まれる笑えないジョークカットなどが痛痒い。

結局格闘技の「RAIZIN」を見る。これが面白い。窮地からの逆転勝ちがぽんぽん生じる。そして、威勢の良い若手をロートルがねじ伏せる。超興奮した。業界によっては30代半ばというのは老人である。しかし年齢に関係なく頑張って生きていきましょうという気になった。っわああ。

 

 

○ 1/1(日) 梅田スカイビルから初日の出

 梅田という都市の全容を確認した。陽の光が徐々にビル群の陰影を露わにしてゆき、別の星へ降り立ったような体感を受ける。面白いひと時でした。

 

mareosiev.hatenablog.com

 

○1/2(月) 和歌山県加太・白浜で遺構、螺旋、夕陽を追う

 いつか別枠で書きたいが、早朝より小唄氏と合流し、いつもの探索。

まずは和歌山県加太の戦時遺構をリサーチ。なぜか私は以前来たことがあって、どういう経緯だったかは忘れたが、律儀に一人で大砲跡などを撮影した記憶がある。

 

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小唄氏は、異界より暗黒の狐を呼び寄せて憑依せしめる。彼自身は螺旋階段の美に強く魅入られたアーティストである。一方で、自らを狐に譲り渡すことがしばしばある。その愛書は自らが強く発光しているために、読むことが出来ないのである。見えない素顔と、読めない本が、異世界へのお誘いを強く呼びかける。

 

白浜は思っていたよりずっと小さくて、どこか鄙びた、海沿いの温泉街という感じだった。小学生の頃に旅行で来て、大変にわくわく、ときめいたが、今、車で走ると、なんと小さな町だったのかと驚く。

 

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観光地ならではの「オブジェ」を多数見出すことが出来る。が、珍奇なモノとしての面白さが勝つのでなかなかいつも梅田で撮っているほどには踏み込めない。鄙びた観光地の面白コンテンツ、としてどうしても楽しく見てしまうのです。眼は認識に正直だなあ。

 

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Mr.キープアウトと命名。おれをこえたらしぬぜ。

 

 

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陽が落ちていく。溶けたような太陽。星が生き物のようにうごめいています。生命って何でしょう。星ですら生命を感じる。直前に京大付属の水族館で、じっくりと進化の過程を辿った効果であろうか。動物のフォルムは無限です。

 

3がにちの厳しさがあり、夜は全然飲食店が空いていない。とんかつ屋、ラーメン、焼き肉、ことごとく敗れる。帰るのにも苦労。旅

 

○1/3(火) ねる

 作品の再レタッチだの、コンセプト再考だの、物語の編集などを進めたい、というのに、しんでいる。スイッチがだめだ。としをとったのか。

元旦スカイビルのblog、小唄氏の狐フォト・レタッチ、年賀状の追伸。この程度で一日が終わる。ありえない。blogで15時を過ぎてしまう。上司なり先生なり偉い人が傍に居て「どや、できたんか」と言うてくる方がいいなあ。あかん。

 

○1/4(水) 仕事始め式

 朝がだるくてこれはだるい。アプリとスマートデバイスウェアラブルに発達したら、例えば筋肉、細胞への覚醒を促す波長のバイブレーターが発達したりして、草薙素子ばりに一瞬で戦闘モードに入れるようになるのだ。

経営、とくにバズることとは何か、編集・広告関連の話題を漁る。Web社会は便利になった。しかし散見されるのは、最近投じられた撒き餌ばかりである。この記事の続きは有料であるとか、この内容に興味を抱かれた方はプログラムの受講をとか。普及した一般常識のノウハウを撒き、期待を呷り、肝心の魚は、Webには住んでゐない。

 そういう意味では現代のWebは沖縄の海のようだ。ブルーが美しいが、珊瑚はとうに死滅している。かつてのWebは濃厚な、長大な、こじれたテキストが豊富にあった。ドロと怪魚を豊富に抱いたマングローブ林のようだった。SEO対策など糞喰らえとばかりの安普請のサイトに、延々と熱い持論が立っていた。懐古厨というわけではないが、現状には不満が多い。 

 

つづく。