nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【ART】瀬戸内国際芸術祭2016春―小豆島/池田港・三都半島

2016.3.26(土) 瀬戸内国際芸術祭―小豆島/池田港・三都半島

 

はい。

早くも3回目になる、3年に一度の瀬戸内国際芸術祭。

小豆島で花などを撮るついでにチラ見してきました。

 

 

 

 

公式サイトより、小豆島の作品群はこちら。

 

 

リンクは死んだり改変されそうなので2016版パンフもどうぞ。

 

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多いんですよね作品。まともに付き合うのたいへん。

レンタカーが欲しいと思います。実際使った。

 

当記事では池田港&三都半島の作品を少々ご紹介します。

 

まず池田港。

 

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小豆島・南側の中央に突き出た三都半島の西側に位置する港。

等間隔に並んだオリーブと地面、そして瀬戸内海のブルーが、とても素敵なとりあわせ。

この人たちは信者っぽいけど宗教ではない。

 

 

○ ポーズ & ラオ「Someone's Coming!」

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 海岸沿いに立つ白い小屋。この中に作品が。

入るのに300円かかります。

基本的にセトゲイの屋内展示は細かく料金発生するので、大人しく年間パスポートを買った方がメンタル面にも健全です。

 

 

なにがあるかな

 

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白い部屋ですなあ。

精神修行

 

 

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え。 

 \(^o^)/ なに、

 

 

 

白いキャンバスが時折ひょいひょいと動くのであった。

ちょっとかなり かわいい。

こちらの気配を察してひょいひょいする。かわいい。

 

 

可愛いのだけれど、わざわざ300円払って鑑賞すべきかは微妙。

やはりパスポートありきのアート周遊になります。

 

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 海に至っては存在自体がアートで、でかいクラゲが魔々しい。

アカクラゲだと思います。沖に大量に発生していた。

 

移動して、

三都半島「道の駅・海の駅 小豆島ふるさと村」へ。

 

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瀬戸内海ブルーに目がハートの方々がモデル撮り

をしていますね。それぐらい瀬戸内海がいけてる。 

いけてるんだ。まあ興奮のあまり車とめたの私

ですけど。

 

 

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スパーーン。

本当に瀬戸内海は凪がきれいだ。 

嫁にしたいぐらい綺麗。きれいよ。

 

 

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がんばっている地元の方々もいます。年季すごい。

左の走れメロス的な人は、平成5年開催・第48回東四国国体「オリーブくん」。

右の、目がパックマンの人は、

平成9年開催・第12回国民文化祭・かがわ97「オリームくん」。

 

名前にすぎ。

 

 

一時期は廃棄処分されかけていたとは。

<参考記事>

マスコットキャラクターがいっぱいいます。 (ふるさと村からのお知らせ)

 

オリームくんの荒み方と丸みがえらく気に入りました。

 

 

ここでオリーブや醤油など地元特産品をあさるわけですが、作品展示がどこにもないということで車を走らせたり、いや地図的にはここだろとうろたえたり、あるはずなんですよね作品「花寿波島(はなすわじま)の秘密」。ええと。テニスコートのほうかな。

 

 

 

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\(´-`)/ あるがな。

道の駅の目の前に。

(※セトゲイの青いのぼりと、作品番号プレートが目印なのだ)

いやー びっくりぽん。かなり探したのに。

 

 

2階に作品。こちらはなぜか無料。

 

○ 康夏奈(吉田夏奈)「花寿波島の秘密」

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巨大な漏斗状の空間の内側に、海が広がっています。

作者が潜って体感した、花寿波島の海中の世界。

 

 

 

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花寿波島は小豆郡小豆島町蒲野にある大小二つの岩の塊の島で、日の出スポットとしても知られている。加えて作者は自らの体験、フィールドワークを通じてその世界を平面上に絵画で表わす活動を行っている。

だがここにあるのは絵画を超えた立体、空間のふくらみであり、鑑賞者が自ら出入りすることができる。

 

 

たかだか小豆島の海中でここまでの幻想郷を・・・。

石垣島やグアムの海ではない、ここは小豆島なんですよ。それで、これか。

解釈力の豊かさを思い知ります。

それに比べると、写真というメディアはハイスペックで便利で高融通な分、このような「穏やかで優しいマッドネス」が乏しい面があり、底力で敵わないところがあるようにも感じます。うう(泣く

 

 

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そしてアート人間になってしまう。

 

\(^o^)/ あたまパーン

 

 

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階段の踊り場にて、あたまパーンの余波

にはあらがえないのであった。みんなきち

がいになろう!

 

つづく(たぶん)