写遊百珍

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【イルミネーション】大阪・光の饗宴2015(御堂筋イルミネーション)

2015.12月某日 【イルミネーション】大阪・光の饗宴2015

(御堂筋イルミネーション)

 

12月は京阪神の各所でイルミネーション企画が盛んに催された。今や神戸ルミナリエにとどまらず、岸和田、大東、あべの・天王寺、奥河内にも光は及んでいる。

その代表格として、大阪の中心的な企画:御堂筋のライトアップと毎度恒例・中之島の「光のルネッサンス」を観に行ったので記録しておく。

 

 

※「OSAKA光のルネサンス」本編レポはこちら。

 

 

 本記事では「御堂筋イルミネーション」を取り上げたい。既に7年目を数える大阪の恒例行事であるが、本能的に避けてきたため実際に歩いたのは初めてです。

 

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 都合により難波側からスタートした。エリア毎に四季の演出がなされ、下記のように色の移り変わりが楽しめる。

 

○梅田~大江橋北詰周辺:春(桜のピンク) ※今年度、新規延長ルート

淀屋橋~本町:夏(水のブルー)

○本町~心斎橋:秋(色づく銀杏のイエロー)

○心斎橋~なんば:冬(金剛山樹氷の白銀)

 

金剛山樹氷という着眼点は熱いが現地で絶対に気づくことはない。何か認識させるサインが伴っていればよいのですが。 

 

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御堂筋イルミネーションは、2014年1月には「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」(Most illuminated trees on a single street)としてギネス世界記録に認定された(挑戦日は2014年12月22日)。

 

従来の実施区間(淀屋橋~新橋)から難波西口交差点まで延伸し、点灯樹木が606本まで増えたことが決め手となったとのこと。ちなみに「新橋」とは御堂筋と長堀通の2大幹線が交差するところ。東急ハンズがあるよ。

 

 

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心斎橋、大丸付近。

この日はあいにくの雨天だったが逆に妖気が増して、光りが煙のように立ち込めていた。大丸のブランドマークから緑色のオーラが立ち込め、周囲の高級ブランド店の輝きを巻き込む。皆さんそろそろお気づきかもしれないが、

 

 

\(^o^)/ライトアップが車のライトに押され気味。

 

 

\(^o^)/ライトアップ密度スカスカ。

 

 

\(^o^)/肉眼ではパンフレットの通りに見えません。

 

 

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 20分弱歩いて「新橋」まで来た。次のゾーンから秋が始まるよ。

 

ここで私の写真が途切れる。秋ゾーンを一枚も撮影していないのであった。

なぜならば、街路樹として立ち並ぶイチョウの葉と、イチョウの葉をイメージした黄色の電灯が見事に同化し、「樹が明るいですね」としか感じなかったためである。コラボというよりフュージョンというか。同化だよね。暖冬を呪うべきか。ここで私は力尽きて雨をしのげる商店街へ逃げ込んだ。 END

 

 

 

私が息を吹き返すのは本町から始まる「夏」ゾーン。

 

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\(^o^)/ いいじゃん \(^o^)/

 

 

脳内が祭りになります。祭るよ。

 

 

\(^o^)/ 青!色!LED!\(^o^)/

 

\(^o^)/中村!修二!\(^o^)/

 

\(^o^)/日亜!日亜!\(^o^)/

 

 

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街路樹をテーマごとに彩るという発想をもう少し飛躍させてもいいのではないかと思う。それには予算という異世界の魔物との戦いが必要となるかもしれないが。大阪人の根底には夜灯に集う昆虫のような、強い光・色彩に対する走行性が大いにあると感じるので、そこを濃厚に突いていただけると有難い。日常雑踏をジュリアナ化する発想で。

 

 

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\( ゚q ゚ )/ 「夏」ゾーンは

\( ゚q ゚ )/ 激しく美しい。

 

御堂筋イルミネーションの会期は

2015.11/29~2016.1/17  であるから、職場からの年賀状や相次ぐ新年会に辟易した人はこの光に逃げ込んで良いと思う。

 

 

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地味にとてもよいのが、御堂筋野村ビル。

エントランスホールが青、白、ピンクなどの光を帯びる。木々が光っているだけではだめで、やはり道路そのものや周辺施設ファサードも一体となって光を帯びなければいけない。 

 

 

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 そういう意味では冬の雨天という極めて不快な状況でこそ「御堂筋イルミネーション」は完成されるのかもしれません。車の往来があるから理想的な撮影は難しい。アスファルトに発光成分を塗布していただくとかナノマシンを撒くとかしないと。ドローン飛ばしまくって地面プロジェクションマッピングしますか?

 

  

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大阪市バスも地味に「イルミネーションバス」という種が混ざる。大阪駅となんば駅を結んでいる。方向指示盤をごらんください、きれいなサンタですよ。車内外の装飾は大阪市交通局の職員手作りだそうだ。

 

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訃報のようで残念だがこちらが最後の「春」ゾーン。あろうことかライトアップが種々の街灯、ヘッドライトで同化というか減殺されている。存在感根こそぎパー。イチョウの落葉も凶悪ですね。写真は気を遣ってレタッチしているのだがそれでもピンク色が自力で立ち上がってくれることはなかった。 

 

夏最高、青色LED最高ということで

御堂筋イルミネーションでした。

 

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<1/2 追記>

企画倒れじゃん的なひどい書き方をしたものの、本当にそれでよいのか、改めて「春」ゾーンを見つめなおしてみた。すると前回見たときよりもっと強く「桜色してるやん」と感じられたので、再評価をこころみる。

 

大阪駅前第3ビル付近

 

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カメラで処理すると色が街灯に同化するけど、肉眼ではもう少し桜色に見えた。逆に言えば、桜の花の色に忠実であろうとしたため周囲の暖色にすぐ飲まれる。よってやや桜色をデフォルメして忠実さを捨てることで成功する(わかりやすくなる)と思われる。

 

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これとか成功してると思うんだよ。樹じゃなくて建て替え中の阪神百貨店だけど。

強桃色で飾ると正解。

 

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そねけい(曽根崎警察署)、阪神百貨店、阪急百貨店の三方に挟まれた道路の中洲に建つ梅田換気口。ここも律儀にライトアップ。実はレタッチで底上げした。

 

 

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御堂筋、阪急百貨店側から梅田新道方面を見る。

綺麗だが密度がひくい。控えめの美ととるかどうか。

 

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発光

 

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あいおいニッセイ同和損保フェニックスタワーふもとから淀屋橋方向をみる。

なるほど車がいなければ道も広いし綺麗か。

電飾/樹の数量を倍にして電光密度を増せればとてもよい世界観になる>御堂筋イルミネーション  予算やんね  協賛金だけではむりが   電飾が自発的に増えたらいいのにね 体細胞分裂的な むりか  むり

 

 

\(´-`)/ 密度ほしいね