写遊百珍

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【登山】妙義山をチラ見する(前編)

【登山】妙義山をチラ見する(前編)

 

妙義山。 

チラ見で充分でした。死ぬわアレ。

 

( ゚q ゚ )関東近郊にヤバい山があると聞いて、山仲間の女性と、珍・廃墟の仲間と3名で「ちょっと見てみよう」と企画してみたが、検討段階から「この山はそこいらの殺人犯よりヤバい」と確信するような情報しか手に入らなかった。

 

 

昭文社山と高原地図」西上州 2013>より転載

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存在自体が危険。「危」マークと破線しかないルート。

前評判はさんざん聞いていたが、行くも地獄戻るも地獄の典型例だ。

調子よく登れたとしても、途中で嫌になっても逃げ道がろくにない。登山ではないのですね。クライミングや。

 

 

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7:10 JR高尾駅で合流。先は長い。

めんどくさいので「関東近郊」と称しているが、群馬県である。碓氷峠の南東、下仁田町あたり。甲信越と言う方が正しい。

 

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上信越自動車道を快走していると、今までに見たことのない奇怪なシルエットが現れた。

「なにあれ( ゚q ゚ )」「あんなん登れるの?( ゚q ゚ )」「色々おかしい(・-・)」

はい。

 

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9:11 駐車場に着る。400台停められる。

妙義山の形状がバグ面ぐらいおかしい。高低差100m近いアップダウンが繰り返され、わずかな距離で20~40分使う。仮に最短コースをとって「中ノ岳→東岳→鷹戻しの頭→戻ってエスケープルートから帰還」としても4~5時間かかる。

 

しつこい咳風邪に悩まされていた私は、色々と大目に服用してしまい、山道のカーブの酔いと相まってひどいトリップ状態に陥った。

 

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中之嶽神社。標高720m。

 

f:id:MAREOSIEV:20130927211110j:plain神社によって狛犬の意匠がずいぶん違うので面白い。ここはかなり新しいようで肌もこなれていない。メイクと角ばった表情のせいかシーザーっぽい。

 

 

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日本一の大黒様。高さ20m、手には剣を携えた珍しい種。

「20mのスケール感を伝えよう!」という意識が微塵もないあたりに、余裕の無さが伺える。

 

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こちらの狛犬は逆に年季が入り過ぎて溶けている。良いですなあ。これもアップの写真が無いなど、気持ちの余裕の無さが伺える。

 

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 神木に囲まれた長い階段をゆく。リアルRPG感に溢れ、普段の旅なら喜んでいるところだが…色々と気が重い。

 

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すごく良い傾斜ですね。

 

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 取りつきまでは普通の山。岩石大きい。

 

 

 

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9:36 「見晴台」。 

 

/(^o^)\ あーいいですね

稜線を攻める人は、あの意味不明なギザギザを歩かされるっぽい。

 

基本的な私の性分として「勝てる勝負しかしない」というプログラムが織り込まれており、この時点で既にあの稜線は他人事です。

 

 

しばらく行くと「石門分岐」

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「縦走コース」とされているのが赤線、冒頭の地図で紹介した「危」マークと破線だらけの、ガチガチに切り立った稜線を攻めるコース。これは「登山」ではなくクライミング的な話なので、常人は崖を拝んだら引き返すのが吉。

 

ただし、この地図でも緑のところは穏やかな周遊ルートとなっていて、巨石・奇石の織り成す妙義山の奇怪な地形を十分に楽しむことができる。(後に紹介します)

 

まずは危険地帯に突入しましょう。

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注意喚起の看板が幾つも出てくる。

ここでいう「上級」の概念としては、ザイルが自由に操れることと解釈しても良いかも。

 

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( ゚q ゚ ) はい。

 

 

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基本的に落ちても切り立った崖だから死ぬんじゃないかな、

 

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( ゚q ゚ ) 何度でも出てくる

 

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「エッチ大好き」 ( ゚q ゚ ) 死を眼前にして、生存本能が研ぎ澄まされたか。

 

 

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「もうだめ」( ゚q ゚ )   胸にしみるなあ

 

 

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標高が700~800m位なので動くと暑い。

 

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 10:00 鎖が登場。ようやく登山ぽくなってきた。

 

→後編に続く

【登山】妙義山をチラ見する(後編) - 写遊百珍