写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【登山】剣岳(2) 剱御前小舎~剣山荘~剱岳

2012.8.4(土)【登山】剣岳(2) 剱御前小舎~剣山荘~剱岳


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天気はすぐれ、最高の表情だった。

\(^o^)/ 剱岳は他のどの山とも似ていなくて素敵



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<前回>
 (1)大阪〜立山富山地鉄の旅
  http://d.hatena.ne.jp/MAREOSIEV/20120803


 (2)室堂-雷鳥沢-剱御前小舎
  http://d.hatena.ne.jp/MAREOSIEV/20120804
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γ(◎_ ◎ )ノ 


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長い雪渓横断。
雪を食べて体調を崩したことがあります。ぜー。


9:43、剣岳直下の小屋、剣山荘が見えてきました。
想定より1時間以上早い到着。


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がんせき。


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アイゼン不要。
暑いので雪をかぶったりしてたら、レンズにぶっかかった。


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10:03、剣山荘。
まるで極楽浄土。楽園気分。


剣岳に登るまではな・・・(´-`)


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先にチェックインで荷デポします。



一泊二食付で9,000円。
連休など混雑期は電話予約が無難。剣岳へのアクセスが最高に良い分、泊り客が多い。
すぐ近くに剣沢小屋、剣沢キャンプ場もあるが、30分近くかかる。



飲み食いには不自由しません。


私の部屋は、大部屋の一角とのこと。
掛布団は3人で2枚をシェアするようにと。
夕食は17時から18時半頃にかけて、3回に分けて自由に食べるように言われる。
それまでに戻ってくれば良いわけか。



オリジナルシャツ。人気高い。
速乾性らしく実用的。


そういえば妙に小屋がきれいだと思ったら、2007年にリニューアルしてるらしい。



店員のみに許された限定衣装。
渋。渋い。



10:28、昼食(山菜そば)。
あとは行動食で突っ切ります。


不要なレンズ等の予備機材、着替え、予備ペットボトル等をデポ。
3〜4キロは軽くなった!


では、ここからのルートを示してみよう。

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(一服剱と前剱のルートは、分岐しているのではなく、
一服剱を越えた向こう側の尾根を下って、前剱を登らないといけないことを示す。)


登り3時間、下り2時間〜2時間半?
スタート地点:剣山荘が約2,470m。


標高差は約520mと知れているが、アップダウンが繰り返されるのと、
鎖場の上り下りやガレ道が豊富であることが、体力を奪う。


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10:40、かなり遅いスタートだが、普通に歩けば17時までには戻ってこれる。
ではスタート。



去年は最初の取り付きから飛ばしすぎて、師匠に「ペースが速すぎる、もっと抑えて!」と注意されたにも関わらず、
調子こいてたら即攻でバテて、たいへんな目に遭った。


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序盤にふさわしい、念のためのクサリ。
これは余裕。


体力の消耗だけを案じて、じりじり、しかし休みは最小限に歩く。


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Waaaaa ナガメガイイデスネー


(登るのに必死で感慨薄い)




11:07、一服剱(標高2,618m)を軽く踏み越えて。
ここでゼーゼーしてたら話にならない。


その先は、前剱(2,813m)へと続く大きなアップダウン。
ああもう人がゴミのようです!わはは!


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はい。




皆が下山してくる時間に登る、しかも単独、
このプレッシャーは大きい。

はやく行かねば・・・。

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源次郎尾根の方角を見下ろして。


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ガレ道が続く。雑に歩くと石が転がる。
一気に攻め込みたいが、じれったいところ。



11:36 前剱への取り付きから鎖場が度々現れるが、特に問題なし。



鎖場で一服剱を振り返って。
かなりの高度感。


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11:58 こんもりした中央の岩が頂上だが、まず右奥の前剱を乗り越えて、
左手前の山を突破し、アップダウンを凌いで行かねばならない。
硬く、強く、多彩で、デカい。


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12:00 前剱(標高2,813m)到着。


( ー_ー) 剣山荘から1時間10〜20分ほど。
目安コースタイムぴったり。体力温存を考えると、これで良しとするしかない。


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前剱を示す表示板。
引き返すか迷ったが、心の不完全燃焼がアレですね。登ろう。


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高度感あり、足場の狭い鎖場。
ここが好き。
高度もあり、岩壁にへばりつくように歩かされる。
鎖場慣れしていない人が小渋滞を起こすところでもある。




12:35、「平蔵の頭」。
平蔵って誰ですか。


客はみんな下り。ますます孤独が募る。



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平蔵の頭。
平蔵って誰ですか。

足場は充実している。が、鎖で下らないといけない。下りが苦手な私にとっては緊張を強いられた。


苦手どす。(´ `)


どうも腹に巻いたカメラ用のバッグが大きすぎて、身動きが取れない。
足元が見えないのと、岸壁に身を寄せられず、浮いたような変な姿勢になる。


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「平蔵のコル」。
平蔵って誰ですか。


一般的な「登山」じゃないよね。若干「岩」ルート。


私の後に、体格のいい兄ちゃんが登ってきていた。
写真中央あたりで取りついている。上りの客はそれだけだった。
( ー_ー)



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12:55、「カニのタテバイ」直下の雪渓。


ここまでようやく来たのか。


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12:56、「カニのタテバイ」。
剣岳の代名詞。

この岸壁を直登し、写真中央の少し右にあるくぼみから
向こう側へ抜けていきます。



目に見えているルートを赤線でなぞってみた。
青のマルは、見えている足場。
スタートは巨岩の左側の段差を登って、取りつく。


高さは20〜30m程度?


去年ここまで来たとき、深い感動がありましたですよ。
パズドラで言うと「ああ俺はゼウスと殴り合うところまでついに来たのだ」という。


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コースの難易度というより、異様にソリッドな状況の中で、周りが静かすぎて、怖い。
「山」と一対一で、取り残されている状況。
なんだかこう なんですかね、。あまりに圧倒的な。


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13:00、「カニのタテバイ」途中。

渋滞しててくれるほうがやりやすいと思いましたw
タンパク質は私と後続のおにいちゃんだけです。


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みんな下山。


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「自分にとってそのとき剱岳がどうだったか」を言い表すことができる写真を撮れるようになりたいものです。言葉では過剰になり、画像には込められず。



13:06、カニのタテバイを越えて。
山頂はまだ先。ぜんぜん先。

昨年はこのあたりで気持ちがぷっつり切れた。終わりがないように感じたのだった。「もうすぐ頂上だ」と言い聞かせながら頂上が現れないときの、疲労倍増地獄。あれは地獄だった。

余力は残しているとはいえ、かなり疲れてきた。
十分苦しい。


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13:27、剱岳頂上じゃー。
ぎゃー。きたああああ。
\(^o^)/あああああああ。


(つд`) つづく
mareosiev.hatenablog.com