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写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

太陽の塔・ライトアップ_2011.12月

太陽の塔・ライトアップ_2011.12月

2011年、12/16〜18、22〜25の計7日間にわたって、太陽の塔に3D映像を映し出すという催しがありました。


ツリーでした。



このライトアップ(プロジェクションマッピング)は
岡本太郎生誕100周年を記念し、太陽の塔内部の「生命の塔」や
万博開催当時の映し出すという企画です。



http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225161726.jpg
いい夕日が期待できる空でした。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225172712.jpg
夕日がどうとか言うより万博公園記念駅に着いたら
17時半で太陽が沈んでました。




太陽は早々にどっか行ってしまゐました。さようなら。
そもそも太陽の沈む方角と、太陽の塔正面とが全くカスリもしないっていう…。
まあ正面入り口から北向きですしね。



さて、事前情報ゼロで来ました。
分かっていることと言えば、


(1)塔に映像が流れる(時間、パターン不明)
(2)夜である(暗い)
(3)ある程度まとまった数の観客が来る
(4)寒い


このぐらいである。


だから一応、三脚を持ってきた。

ちなみに今回の装備は、EOS 5D Mark IIを修理に出しているため、
EOS 40D
・EF50mm F1.2L USM
となっている。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225173758.jpg
f5.6、1/3秒、ISO320

駅からのスロープでまずご神体を拝むのが常である。
映像を当てられているせいで、本体はかなり明るい印象。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225173932.jpg
f5.6、5秒、ISO200


ゴゴゴゴゴ
(つд`)みなぎってはる。
ギガフレアのためにパワーアップ状態。
これは北摂が消滅するかもしれん。


実際に古代文明ではこういう、今で言うゲームやアニメと同じように
極めて高いテンションで神的なものを崇め、思いを馳せておったのではないかと
思わなくもない。



無事に仲間と合流できたので、入場券を買って正面突破します。

 ↓
いつもは立ち入り禁止になっている芝生エリアにシートを敷いて、観客が入れるように
なっている。

1回6分ほどの映像と5分程度の休憩をループさせる、ミニマルな構成。

 ↓
観客の入れ替わりが早い。

これはせっかちな関西人には向いているかも。


では映像の流れた順にできるだけ
写真を並べてみましたので、参考に。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<パート1>開始カウントダウン:太郎の名言
本編開始1分半前ぐらいから10秒刻みのカウントダウンが、彼の名言と共に表示されます。



カウント60秒「理論で作品は創れない」

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225182122.jpg
カウント50秒「まっさらな目を持て!」


「目」がフォントのせいで「国」に見えてしまい、
なんて麗しい国粋主義なのだろうかと感銘を受けてしまったwww
周囲でも割と同様の声あり。



カウント20秒「壁は自分自身だ」



ここに紹介していない分では、
90秒「芸術は創造それのみ」
80秒「一言で言う。人生即芸術」
70秒「ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない」


割と展開が早い(10秒刻み)ので、携帯の写メでは照準を合わせている間に文字が消えたりすること多発。みんなギャーギャー言いながら必死に撮ってました。


ラスト10秒「全生命が瞬間的に開ききること。それが爆発だ」



太陽にヒビ!



顔面崩壊!


「ガラガラガラ」


この展開は燃えました。
白地の塔には、黒のひび割れがよく似合う。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<パート2>岡本太郎ワールド
このパートは作家のテイストをガチンと効かせていて、凄く良かった。
これぞ期待していた太陽の塔



真っ暗な中から、


明日の神話」でお馴染みのスケルトンが登場。
ミジンコみたいな動きでぴょんぴょん跳ねる。


すぐ塔の端へ行ってしまって、追うのが大変。



様々な原初的モンスターらが現れる。



どの映像も止まりません。基本的に、ぬるぬる動いています。



圧巻。
これぞ岡本太郎
具体的なものが何もない!
太古の生命力を感じる!


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225180103.jpg
ガーーーッ
ギュルルルルル




真下から見るとこんな感じ。
炎のよう。


真っ暗になり、白い線が



原始的な神の顔を思わせる積み重ね。




かお。
ここから塔のデッサン画がしゅしゅっと描かれて、

消えて、





また凶悪なパワーが


音楽は流麗な、エキゾチックなのが流れてるんですが、線の力が良い。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225180201.jpg
魔性。




消えるときに墨がはじけたようになる。



顔が


そして様々な民族の仮面が登場し、



ヂヂヂと言いながらジッパーが閉じていく。



閉じたと思ったらまた開く!



鼓動のような音が響いて…



一転して生命力の源泉に。
宇宙的なイメージ。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225180257.jpg
美しい。。。



エネルギーが赤血球のように湧きあがっている。


宇宙から生命が生まれるようにして、


塔が復活。


前のめりに塔が倒れ、顔がぬるっと地面に落ち、




生命の樹が伸びていく。



エネルギーに満ちていく。


じぐざぐに折り返すエスカレーターが通り、万博当時のパビリオンの写真などが飛び出してくる。
このへんは会社説明会のイメージ映像みたいでちょっと下世話すぎる感じ。
で、万博機構の説明会みたいなくだりの後、くぐもった声で
「芸術は ばくはつだ!」と響き渡る。


ラストをもっと理性かなぐり捨てて作ってくれれば・・・
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<パート3>サンタ&メルヘン
ちっちゃい子でも楽しいよ☆


個人的には、面白くはあったが、もっとディープな太郎アタックでぶちかましてほしかった。



突然サンタになりました。



※めちゃ速いので初見ではまず反応できません。
消えるのも速い!



赤リボンがぐるぐる巻かれて、



ぐるぐる。


※リボン速いです。
白地に赤は良く合う。


シャンシャンシャンシャンいいながら、どうもサンタとトナカイがソリ引いてる演出。
虫の大群がぞろぞろせりあがってきてるのかと思ったが違った。よかった。



ツリー的な



あとはメルヘン。



( ー_ー)ノ 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

たんのうした。


2009年のクリスマスにもライトアップしていたようだが、また趣向は異なっていたようだ。動画で確認したところ、今回2011年の方が分かりやすいというか、非常にきっちりしたプレゼンのような構成だった。


このループが続くので、満足すれば勝手に帰ればいいし、まだもうちょっとと言う人は前に詰めればいい。という非常に気楽なイベントでした。

ちなみに、映像が非常に明るいので、三脚が要りませんでした。
なんじゃそりゃ。
持っていても正面敷地は警備員に三脚禁止と断られます。
側面の丘などから撮る場合には必要かと。


近づいてみた。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225183413.jpg
かっこいい。



切れ味が違いますな。


去り際に、正面入口の改札機付近から


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225185410.jpg
おいどこから見てもかっこいいぞ。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111225/20111225185411.jpg
寒いので帰りました。



全然関係ないけども、


梅田ではカンバスに墨やってる人もいたりして、原初のパワーを得た一夜でございました。

墨やなあ。



( ー_ー)ノ