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写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【酒】第15回 西宮・酒蔵ルネサンス

2011.10.1(土)第15回 西宮・酒蔵ルネサンス

sakeを飲む日だぜ。おめえら。


西宮市は「宮水」という独特の地下水を有し、1840年に発見されて以来、西宮や灘の酒造りを支えてきました。市内の酒造メーカーの有名ブランドとして「白鷹」「白鹿」「大関」「日本盛」「金鹿」といった名前が連なります。


西宮神社にこれら酒造メーカー十数企業がブースを出して、試飲販売を行うイベントが「酒蔵ルネサンス」です。そのほかにも40近い飲食ブースが並び、団子もあれば焼き鳥もあるし、なんかインド料理やタイ料理もあるという、とにかく飲んで食ってアハハなイベントが「酒蔵ルネサンス」なのです。



イベントは10/1〜2の2日間行われ、朝から「西宮宮水まつり」という、宮水発祥の碑から神官らが酒樽を荷台に乗せて市内を巡行し、西宮神社に向かうという儀式もあったのですが、
いかんせん朝は私、ダルガチ(※ひどくだるいの意)なので、神社での飲み食いだけでええやんという妥協に基づいて行ってきました。


酒好きなので、これは行かないと、酒に申し訳がない。
酒を拝んできます。 ←ただ飲みたいだけ
( /・o ・)





阪神西宮駅から南側に商店街が広がっていて、一帯で出店をしている。



入口。中高年とご婦人が圧倒的。午前10時半ぐらいだと若者は基本的に活動してません。虫みたいだ。帰りに通りがかったらアカペラライブしてた。



被災地からも遠路はるばる出店に。



特産品の野菜などが中心。


特に注目すべきもの変なものも無かったので、西宮神社へ。


オープニングセレモニーさえ始まっていないのでまだダラダラ。



そいういえば西田ひかる観光大使になったんだっけ。
更にそういえば西宮市はこれから観光地として産業化していくんだっけ。
うへえー。
だああー。


うめいていてもしょうがないんで、前へ進みます。
異動させられて「来月から観光よろしく頼むわ」とか言われたらどうしようとか
色々考えてみぞおちのあたりがしくしく痛いです。
うう。



伝染病にやられた子を隔離するかのように、白馬の像が離れ小屋に置かれておったので
にんじんを与えるの図。
くえよ。



宮水コーナーのシュールさが際立っていた。



儀式開始。
何をしているのかよくわからんがとりあえず神妙に見学。
南無。


儀式が終わり、ぞろぞろと来賓者が出てくる。
が、そこに、



市長。('o' )


唐突に西宮市のボスが現れて不意を突かれました。
ボスきたボス。
土日祝日の無さが半端ない。セレモニーお疲れ様です。狂おしい。



狛犬の尻も、文字が刻まれていて仰々しく、狂おしい。
こんな尻あんまり見たことないぞ。



これらが市中を引き回しされてきた酒樽。昼からもまた引き回されるらしい。
腹をとんとん叩いてみたが、カラでした。
酒樽がけっこう人気で、カメラ持った中高年の的に。



そこで負けじと無駄にアオってみた。
うらー。

相手を人格化する。相手を人だと思う。
相手をプロの女優だと思う。相手を愛するひとだと想う。
この極意。その気迫。
その妥協なきリアルこそが 勝利を呼び込む・・・ッッ


板垣作品みたいになってきたな、


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七五三を終えた子供たちが衝動に任せて境内の動物どもと戯れます。
すっごいうれしそうでした。
女の子「かめー! かめおる!!」
「あのかめとこのかめ しゅるいちがうわ」
いいぞいいぞ そういうとこ攻めてこ! ←うれしい。


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/MAREOSIEV/20111001/20111001120042.jpg
酒蔵ルネサンスの目玉、日本酒の試飲ブースいよいよ12時より御開陳ということで、みなさんやることもないせいか並んでます。
酒!酒はまだか!


まだまだのようで…。
じゃあヒマなので露店で何か食べます。



奈良県黒滝村から出店参上と嬉しいかぎり。
台風の大災害で今や本当に大変だと思いますが、登山の関係でちょいちょい通るので、応援してまっさ。
あと、ししにくのコロッケおいしかった。。



黒滝村名物として、こんにゃくもあった。こちらはヘルシーだった。



ふと見ると、職場の回覧で回ってきてた、西宮市の新キャラクターが!
名無しの妖精だ。


西宮が市を挙げて勧めている事業に「観光地化」があり、西宮市全域の目玉を活用して観光産業をやろうというわけだが、そのイメージキャラクターがこの青い子なのだ。


由来は、見ての通り水で、西宮の海、川、池など、市内で豊富な水源を渡って旅していたらしいが、ある日、甲山(かぶとやま)で彼は不思議なメッセージを受ける。「西宮に眠る宝物を見つけて守ってほしい」と。そして言葉とともに、王冠も授けられる。かれはこうして市内を旅し、宝物を探索するのであった。完。


いかんせん名無しだったのでどうしていいか分からなかったのですが、
あれっ。「みやたん」て書いてる!?


( ー_ー) 名前おめでとう。



ていうかこいつとダダカブリじゃねえのか?


同じく西宮の市役所が生んだ食育・健康のキャラ「みやちゃん」。


たんとちゃんの違いである。高度だ。
どうでもいいが「みやちゃん」の方はただのピーナッツにしか見えず、思わず外皮を割って中身を食べたくなる。



みやたんの名前が決まってメデタイので、さっそく酒を飲みます。
ワーイ。


「宮水の郷」なかなかでした。


と言っても腰を据えて、良質なアテで…というわけではなく、完全立ち飲み野良殺法のため、味の微細な違いやポテンシャルは結局不明。日本酒って単体で飲むより、何かを食べながら合わせて楽しむのが効果的なような。


開幕から飲み一辺倒になります。むふー。
愉快。



神のしずくじゃああ(*゚ー゚)v
無条件でニヤニヤします。



周囲にはタダ酒に群がる群衆がおり、盛んに手を伸ばしてきては押されるので、うかうかできません。また、こっちが気を付けていても、みんな臨戦態勢かつ酔ってるので、どう避けても体が当たる。いてて。



スポーツ少年が牛乳を飲む、それぐらいの真摯な気持ちでにごり酒をいただいております。



わーえべっさん仕様だーかわいいー  だが買わない。



飲んでて飲んでてファイファイファイ
ひゃ(*゚ー゚)v☆★☆


たかが試飲。されど試飲。
相手は日本酒なので度数がそれなりにあるわけで、少量ながらボディブローで効いてきます。



だいたいみんなヘブン状態の人たち。
ふわーーってなってる。



白鹿スリーカラーズ。



ブランド名としてはやはり白鹿が一番かっこいいな。
ユニコーンの一歩手前やもんな。
白い鹿ですよ。あんた神の使いかよっていう。
アハハ  ←酔うとる





みんな酒投入済で
ええかんじです。



酒粕のあったかい汁を買いましたが美味しゅうございました。
ふう。。。
やはり日本酒は何か食いながらでないと面白くない。



本殿の方を見たらまた何やらセレモニー風で、

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また西宮市の大ボス;河野市長が御挨拶モードに入っていて
姿を拝みに行く。


この進撃の際、ぶち当たった婦人が私のことをひどくうらみ、
撮影中に「見えませんよ!」と肩を叩いてくるなど妨害してきたことが記憶に新しい。
あんた・・・酒が足りてないか、いいセックスしてないな・・・?
そうだろ・・・。
呑めよ・・・。


( >_<)。



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河野市長は、酒造りは歴史的に重要である点と、酒造メーカーからいただいている税金は国内トップクラスである点から感謝を表明し、また、西宮市を挙げて観光に取り組む点を強調、そこで「西宮まちたび博」の青い子キャラクターの名前がめでたく決定したことを発表したのだが・・・


「みやたくんに 決まりました」



えー!!

( >_<) 宮田ちゃう。
    「みやたん」です。



周囲どよめく。「宮田くんて」「普通や」「普通www」「名前普通www」却って斬新なのであった。がんばれ水の妖精宮田くん。


酒が振る舞われ、かんぱいを唱和した後、解散。
市長お疲れ様です。



阪大のジャグリングの人達が演技スタンバイしてました。
がんばれよう。



もう十分酔ったし、これ以上その場で飲んでもただ本当に酔うだけになるので撤退。
時間にして3〜40分だったような。
日本酒だけを飲み続けるというのは結構無理があるのかも知れません。


さて帰りがてら、何やら阪神西宮駅、エビスタが賑やかなので覗いてみると



ブース設置して何かやってる。
寄席?

しかし今から始まるのは、神楽のようだ。


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鬼、現る。


高知県梼原町(ゆすはらちょう)よりはるばる来た彼らは「津野山神楽」。


公式HPより、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
延喜13年(913年)藤原経高(ふじわらつねたか)が土佐の津野山郷へ入国し、伊予の国より三嶋神社を歓請して守護神として祀られた時から、代々の神官によって歌い継ぎ、舞い継がれたものとされています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★Link
 梼原町・津野山神楽 http://www.mantentosa.com/sightseeing/yusuhara/kagura/index.html


千年以上の歴史というのは凄い。
あと、本当にちゃんと舞うと8時間ぐらいになるので、いいとこだけダイジェスト版にして30分でお見せしますとのこと。



鬼。
だっこ(*`д´)b


赤ちゃんを抱いて色々とアレすることによって健康で元気な子になるとか。
この嫌がり方のリアクション見ればそいつがどんな未来を生きていきそうか大体分かるよな。
この子は満点です。めちゃくちゃ嫌がってました。



打ち鳴らされる音楽がまたテンポが非常に良く、笛の高音にてひゅらひゅら流れる「ひ〜〜〜ひゃらり〜〜〜♪」は妙な高揚感を、太鼓系はトントントンカラトントントンカラとスピードがけっこうあり、退屈しない。不思議と自然にトランス状態に入れる。思えば、山を隔てて向こう側の徳島で盛大に盛り上がる阿波踊りも、非常にスピードがあり「これってガバ!?」と思うほどなのだ。祭りとはそうでなくてはいかん。鬼を呼ぶからにはアッパーでなくてはならん。


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鬼って簡単に言うが、言わば神の一様態に等しく、超常の存在であるから、油断するとたやすく殺されます。


何人の赤ちゃんを抱いただろうか。10名弱は抱いたか。
次から次に親御さんが、踊り終わった鬼の前に現れて「ウチの子も」「おねがいします」


→鬼「ハァハァ、ハァハァ」



暑いようで・・・。



そんな多忙なる鬼殺しの中、またしても現れた河野市長。
群衆の中から鬼をねぎらいに握手に駆け寄ったが・・・


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( >_<) な ぜ こ う な っ た 。


投げに行ったら投げられていた。そんな神がかった展開を観ました。これはひどい(素晴らしい)。
さすがは鬼。荒ぶってます。


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鬼vs河野市長


もう色々となんか凄いので目が離せない。
ぐるぐる回る。
会場盛り上がることこの上なし。さすがは鬼。神代の時代から生きているだけのことはある。



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アウアーーーーーーーッッ


('o' ) ノ 


パターーーーーーーーーン!!!


すごかった。


続いては鬼からヒトの舞いへ。



木の円盤を手に舞います。
くるくるしはります。



くるりくるりくるりくるり
この動きを目で追っているだけで何となく酔える。
面白いトランス効果がありますな。



ラストはゑびす。
等身大になるとコミカルなはずの七福神がかっこいい。



いい動きだ恵比寿!!!
神の舞いじゃあああ!!!  ←だいぶもりあがってます私。



そして背後にスタンバイしたスタッフから、鯛を装着されるのであった。
この仕込みは生々しくてGood。



はい 釣れたー!


( ・障モ・)b 鯛でしたー。



いやあ面白かった。
何かと興味深い文化や風習に触れることが出来て有意義でした。


あと何気に、市長の公務のハードさが痛感できました。
これは大変だ。


とりあえずは、西宮市が酒の豊富な地であるということを再認識できた一日でした。
合掌( ー_ー)ハ