写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【廃墟】摩耶観光ホテル(マヤカン)(5)

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4階の大ホールの続きを。



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ダンスホールを、ステージ上から。
広いですよ。ちょっとした体育館ぐらいの広さがあります。



数年前には、別の椅子が置かれていたようです。誰かが小粋なことを・・・。



「お」「き」「の」 ってほんまになんなんですか(+_+)
これは小粋ではない(+_+)


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ステージ上を。
これますますどっかの高校の体育館みたいや。
絵はそこそこ上手いとは思うんですけどね。そういう問題じゃない。似つかわしくないことを考えもなくやるのは下劣であるということ。
除去清掃のボランティア組むんなら私も挙手していきますよ。



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大作であるのは認めるが、それはここでやる話ではない。
左端の柱のオメコマークは本当にもう一度よく考えたほうがよかったね。誰ですか。ほんとに考えてからやったほうがいい。二度言いました。



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ステージとフロアの境。
ずたずたに滅びた姿を。


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見る場所によっては建材などがグダグダに重なったまま放置されていて、やっぱり普通にうち捨てられた物件にすぎないという印象も。見るものがどこをどう切り取るかで印象が大きく変わります。


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フロア内から屋外通路、飛行機タイヤ。
はしごが何気なく掛けてありますが、こんなもん上れたものではない。もしひょいひょい上れるやつがいたら、ニンジャの称号をその場で与えて良いと思う。


相変わらずタイヤの大きさが伝わらない写真。


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ダンスフロアの窓より山を。
木々が途中で折れて、枝の先が切り立っているのが気になります。
人為的に?


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僅かに残る破片。


マヤカンはガラスの破片に個性が光る、と知る。



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窓の鍵。
かまきりの鎌のようにひょろりとしたライン。



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窓。
とにかく全面、ガラスというガラスはほぼ割れていました。
フロアを覗き見たり、割れたガラスの形をなぞるようにして見たり、飽きません。


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佇む探訪者。


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ダンスステージ。手前の床が抜けかけています。
廃材やら空き缶やら。



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シャンデリア再び。
お菓子っぽい?


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大フロア、ステージの裏に、3階との階段と控室のような小部屋が。
隠れスペースを見つける感じがまさにRPGです。
次は何が?



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階段。
あるもの全部が土に還りつつある気がします。ベンチも地面も同じ色に。
理想は全てが砂のように虚無へと還ることです・・・見られるかな。



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床を撮ってみました。徐々にまくれ上がっています。
全館が白ベースの色遣いで構成されていたことが分かります。



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窓を。
ごく僅かに伸びたツタ。生命力の尽きた後、といった風情が私はすごく好きです。



見下ろしてみた。

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山を登ってきて潜入したときに見た階段。


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外壁。
つたが気に入りました。



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少し外に出てみました。
階段を伝って下りていけば、山道に戻れます。途中にトタン板とか放置されてて厄介ですが。




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ダンスフロアの床。
緑色が土の表面を覆っていました。恐らく苔の着床です。そこに細かい瓦礫と、鉄の棒などの錆が混じります。
そのうちこのフロアにも植物が芽を出して屹立するでしょうか。



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こちらはまだ落ちずに、佇んでいるシャンデリア。
天井には何基もまだぶら下がっています。撮り方によっては足の長いクモのように見える。



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円形窓。
やっぱりこれが見栄えしますね。太陽の小窓。



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ステージ左端にも円形窓。
この構図は個人的にお気に入りです。柱のストライプ連鎖が好き。



小部屋に続いていたので入ります。


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フロアのすぐ裏。か細い配管が素敵。何の用途か全く分かりませんでした。
部屋自体が何の用途なのかも不明。



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計器。ぶら下がって放置され続けています。ものすごい錆び。
こういうものを求めていたのだ!



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これらの部屋の向こうには、ビアガーデン等に使われた屋外のスペースが。
光射す方へ参りましょうか。



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ふと、上を見上げたら、こんな複雑な形をしていました。
更に上、屋上階にも何かがあるようです。今回はそこまで深入りしていません・・。
苔? カビ? 白い壁の中で、緑色に変色した部分がミステリアス。



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収納用の大きな棚? が転がっていました。
部屋の用途は依然として不明です。客室? にしてはダンスフロアが近すぎ(真裏)ですし。



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赤と白の配線。
もっとこういう電気系統が見られると思っていたんですが、見事にほとんど撤去されていました。かなり律儀です。
マイナスドライバー式みたいな留め具がかわいい。



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小部屋のあたり、梯子と丸窓。


本当は、廃墟ではカビ、胞子に十分な注意が必要です。マヤカンほど安全な物件は珍しい、廃墟素人の目にもよく分かりました。これを廃墟と思ったら大きな間違いだと。


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配管のライン。ちまちましたものが好き。


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窓から下を見ると、前半でうろうろしていた3階のスペースがみえます。
このあたりは、すぐ真上に摩耶ケーブルカーの駅があり、駅から丸見えなのです。
駅員が侵入者に目を光らせているらしいので、相当自重して行動しました。


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またこまごましたものを相手に楽しむ。いいのう。
この具体的でない形状が最高でございます。



真下に下りて、再び3階に。
昔、「摩耶学生センター」だった頃に出火し、閉鎖の原因ともなったその出火場所であるキッチンに入ってみます。


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床にはベニヤなどの板が折り重なっています。足元注意。



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たぶんここです。
壁のめくれあがり方がすごい。びらびらになっている。


回り込んでみましょう。


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見事、と言うべきか、無残と言うべきか。
中央に垂れさがってきているのは本来、まっすぐ立っていたダクトで、震災の時に折れて落ちてきたらしいです。
この部屋の右隣が、広々とした中ホール。


荒れ方は一番激しかったです。
重力に辛うじて最後、踏みとどまっているような光景がグッときました。



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壁面。
最も荒れていました。日焼けの痕のようです。一面がこの調子。
さすがに綺麗とかいうよりグロテスクでした。



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錆。まくれ上がっていました。
こんなに金属が錆びて真っ黒になっているのはここだけです。




おまけ。

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べんじょ。
マヤカン各所の便所だけはどこも「現役か?」と思うほど綺麗に残っています。
しかし便器ほど、撮ってて情景というか、哀愁や虚無の感じにくいものもない。
手ごわいです。



アホみたいに急な階段を発見し、暗い地下に続いていたので少し立ち入ってみました。
案の定、倉庫やボイラー室がありました。

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ボイラータンクと思わしき物体の一部。
暗過ぎて、普通の広角レンズでは秒数が稼げず、50mmの出番です。全体像を収めることはできませんでした。



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メーターを発見。表示の意味は判りませんが、これもまた風流です。

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存分に散策を終えました。
2時間弱程度の滞在だったでしょうか。スムーズに終わりました。
まだ屋上部分の入り口などもあったんですが、ケーブル駅からの目を考えると、そこまで深入りできず。


後日、サイトで調べたら、まだ3階より下に一般客室が並んでいたり、
更に地下には作業用? 配管用? 通路が巡らされていたり、未開ゾーンが存在するようです。


何より、どの部屋も時間帯によって表情を大きく変えるということ。気候、季節によっても。
やっぱりまた、全然違うコンディションで挑みたいですね。その時は更に明るい広角レンズも装備したいです。



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名残惜しみつつ、丸窓を見上げて帰ります。


小唄さんとろくに会話もしていません。したけど、なんかフワフワしてて内容忘れました。
「すげえ」「ひゃあ」「ぎゃあ」みたいなノリだったように思う。



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周囲の森。
なんかすごい廃物の塊が・・・。むちゃくちゃになっている。


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来た道を戻る。


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夏に来たらもっとツタが雄々しく猛り狂っているものでしょうか。
枯れてる部分が多くて哀愁がみなぎっていました。



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帰り道の山の中。

登山道を通っていいのかあかんのか。なんだ。


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完全にやりきった感。あとは車に乗って帰るだけです。



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男の写真。
小唄さん、ありがとうございました。



ここから私の廃墟探訪が開始されるのであった。