nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【写真表現大学】H29.11/5(日) 授業「作品制作」「Illustrator」

【写真表現大学】H29.11/5(日) 授業「作品制作」「Illustrator

 

H29.11/5(日)写真表現大学―「作品制作」講座のTA(Teaching Assistant)、及び「Illustrator」講座を生徒として受講。

生徒なのかスタッフなのか、どちらでもない感が自分でも気に入ってます。

 

11月ですね。空がすぐそこにあります。

冬が来る。いやあああ。

くる。

 

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【写真表現大学】美術館スタディ_長島有里枝「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」@東京都写真美術館

【写真表現大学】美術館スタディ_長島有里枝「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」@東京都写真美術館

H29.10/29(日)

 

私の通っている「写真表現大学」(大阪国際メディア図書館)の毎年恒例イベント、美術館スタディに参加してきました。

 

昨年に引き続いて、今年も東京都写真美術館での開催。

今年は、長島有里枝の回顧展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」

 

 

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【ART―写真展】写真史(仮) 金村修、タカザワケンジ展 @gallery176

【ART―写真展】写真史(仮) 金村修、タカザワケンジ展 @gallery176

 

( ´ -`) youtube等で「写真家」を検索すると、星の数ほど写真家がいるはずなのに、出てくるのは森山大道アラーキー金村修の3名ぐらいで、それ以外の作家はろくに出てこない。そんなわけで一部の界隈では超メジャーな金村氏です。

金村氏が登場した2001年の情熱大陸は当時リアルタイムで見ていて「写真家ってこういう感じでいいんだ」という驚きと歓びがあったものです。「こういう感じ」の内容は皆さんでご確認あれ。飄々とした風のように撮る。

そういうわけで金村修氏を生で拝みに行ってきました。

 

 

手がたくさん写ってますが製本の講義ではないです。

 

<引用>

「写真史というのは、時代と状況によって絶えず解釈し直される『写真史』という形でしか存在できないのであろうか」

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【建築】2017.10/11_関西の建築家とつくる家 @堂島アバンザ

【建築】関西の建築家とつくる家 @堂島アバンザ

 H29.10/11(水)

 陽が落ちるのが早くなりましたね。幽鬼のような青白い顔で北新地をうろついていました。いいマンガといい写真集がありませんかね。堂島アバンザに立ち読みに寄りました。

 

1階でなんか展示してる。

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【建築】2017.9/23_旧シオノギ製薬東倉庫(第24回 家づくりフォーラム)

【建築】2017.9/23_旧シオノギ製薬東倉庫(第24回 家づくりフォーラム)

淀屋橋から北浜のオフィス街は、レトロ建築スポットとしても有名です。明治期からの近代建築物がまだまだ生きており、ggると中央公会堂や日銀大阪支店を筆頭に色々と紹介されています。

しかし今回は、建築家の方々のイベントがあり、普段は入ることのできない貴重な物件(倉庫)に立ち入ることができました。 

 

シオノギ製薬東倉庫、外観(正面)。

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【ART―写真展】ロバート・フランク展「Robert Frank:Books and Films 」おかわり@KIITO(神戸)_H29.9.23

【ART―写真展】ロバート・フランク展「Robert Frank:Books and Films 」おかわり@KIITO(神戸)_H29.9.23

 

 

いい飯といい展示は1回で終わることはなく、おかわりが発生します。

 

 

 

( ´ -`)ノ オカワリー。

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【ART―写真展】ロバート・フランク展「Robert Frank:Books and Films 」@KIITO(神戸)_H29.9.18

【ART―写真展】ロバート・フランク展「Robert Frank:Books and Films 」@KIITO(神戸)_H29.9.18

 

H29.9/2(土)~23(土)、写真界の巨匠・ロバートフランクの大規模な展示が開催されています。昨年11月に東京藝術大学陳列館で催された企画の神戸版です。

 

結論から言うと、ロバートフランクの集大成的な大規模展示が開催されることは、世界的に見ても、極めて難しい状況にあるため、行けるなら足を運ぶべきです。

会場では、これまで発刊された写真集を時系列でダイジェスト紹介し、なおかつ映像作品も公開されています。

  

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【ART‐写真】アントワーヌ・ダガタ 写真集「AKAANA」トークイベント @梅田 蔦屋書店

【ART‐写真】アントワーヌ・ダガタ 写真集「AKAANA」トークイベント @梅田 蔦屋書店

 

H29.7.29(土)

 

 

梅田のルクアの蔦屋でアントワーヌ・ダガタのトークショーがあるということを聞き、学校(写真表現大学)を飛び出して、汗でベトベトしながら聴講に駆けつけました。いやあベトベトしました。何とか間に合った。ベトベトしました。

 

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【ART】北アルプス国際芸術祭2017_ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

【ART】北アルプス国際芸術祭2017_ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

 

昨年は「あいちトリエンナーレ」でバタバタしていましたが、このH29.6/4~7/30はなんと信州・信濃大町で「北アルプス国際芸術祭2017」です。ありそうでなかった、アルプスのお膝元でのアートイベント。

 元々、登山をしていた私にとっては、信濃大町は登山の起点として重要な場所でありつつも、宿泊はすれどほぼほぼ通過点みたいな扱いだったので、腰を据えて土地に向き合うというのは初。

  

土地勘もないので、レンタカーをぐるぐるし、適当に立ち寄ります。適当に作品へ行ったのですが、

○ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

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聖域のようだ。うっとりしますね。

かなりうっとりして、仲間内でも変な高揚感があったので、滞在中2回行きました。ありがたや。

 

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【ART】北アルプス国際芸術祭_仁科三湖エリア(木崎湖)

【ART】北アルプス国際芸術祭_仁科三湖エリア(木崎湖

 

北アルプス国際芸術祭を回るアレです。※ただの趣味です。私達は宿のある大町温泉郷から北上し、間違え爺が岳の麓へ行ってしまったりしつつ、山をわたって木崎湖という大きな湖に来ました。

 

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夏の木崎湖は実に楽しそうでした。人生がある。残念ながらリア充ほどのパワーがないので、カヤックや釣りやキャンプ等のリア充イベントに向かう気力がありません。溶けて燻る燃料棒のような人生をおくりたいとおもいます。しゅうう。 

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【ART】北アルプス国際芸術祭_大町名店街の夜

【ART】北アルプス国際芸術祭_大町名店街の夜

 

北アルプス国際芸術祭を目当てに、大阪からフラフラとやってまいりました、そして夜です、信州の信濃大町、信州ですよ、地元の幸がぜったい美味しいはずだと、確信しつつも、大阪や東京と同じ時間感覚でやっていると、店が全くありません。ない。うわあ。ない・

 

駅前のチェーン店(養老乃瀧)は開いているようだが、信濃大町まで来て、それでは泣けるので、がんばることに。

 

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21:10、「営業中」の札に安堵したものの、「10時でしめますので」とのこと。がんばりようがないぜ。

 

しかし店員さんがとても親切だった、電話でまだやっていそうな店にバトンを繋いでくれたのだ! わあい、

 

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【ART】北アルプス国際芸術祭2017_信濃大町 / 宮の森自然園&大出ホタルの里(遠藤利克、平田五郎)

【ART】北アルプス国際芸術祭2017_信濃大町 / 宮の森自然園&大出ホタルの里(遠藤利克、平田五郎)

 

信州は信濃大町に行っておりました。蕎麦が美味しいです。泣くと思う。 

北アルプスに抱かれた大地、信州では、森が濃くて深いです。なぜかな。水がちがいますね。アルプスの山々から注ぎ込む豊富にして清冽な水が、森を深く育んでいます。ナウシカ原作などを読みたくなる。

 

○遠藤利克「Trieb ー雨為る森ー」

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「宮の森自然園」で森の中に据えられた遊歩道を歩いていると、樹上から水がじゃばじゃば落ちている。熱帯雨林かよと無粋なことは微塵も思わない。森の中を満たす翳の重みに、水は吸い込まれていきます。

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