写遊百珍

関西をメインに、美術館・アートイベント、登山、廃墟、珍スポットなど珍奇なものをご紹介。

【ART】北アルプス国際芸術祭_大町名店街の夜

【ART】北アルプス国際芸術祭_大町名店街の夜

 

北アルプス国際芸術祭を目当てに、大阪からフラフラとやってまいりました、そして夜です、信州の信濃大町、信州ですよ、地元の幸がぜったい美味しいはずだと、確信しつつも、大阪や東京と同じ時間感覚でやっていると、店が全くありません。ない。うわあ。ない・

 

駅前のチェーン店(養老乃瀧)は開いているようだが、信濃大町まで来て、それでは泣けるので、がんばることに。

 

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21:10、「営業中」の札に安堵したものの、「10時でしめますので」とのこと。がんばりようがないぜ。

 

しかし店員さんがとても親切だった、電話でまだやっていそうな店にバトンを繋いでくれたのだ! わあい、

 

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【ART】北アルプス国際芸術祭2017_ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

【ART】北アルプス国際芸術祭2017_ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

 

昨年は「あいちトリエンナーレ」でバタバタしていましたが、このH29.6/4~7/30はなんと信州・信濃大町で「北アルプス国際芸術祭2017」です。ありそうでなかった、アルプスのお膝元でのアートイベント。

 元々、登山をしていた私にとっては、信濃大町は登山の起点として重要な場所でありつつも、宿泊はすれどほぼほぼ通過点みたいな扱いだったので、腰を据えて土地に向き合うというのは初。

  

土地勘もないので、レンタカーをぐるぐるし、適当に立ち寄ります。適当に作品へ行ったのですが、

○ジェームズ・タップスコット「Arc Zero」

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聖域のようだ。うっとりしますね。

かなりうっとりして、仲間内でも変な高揚感があったので、滞在中2回行きました。ありがたや。

 

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【ART】北アルプス国際芸術祭2017_信濃大町 / 宮の森自然園&大出ホタルの里(遠藤利克、平田五郎)

【ART】北アルプス国際芸術祭2017_信濃大町 / 宮の森自然園&大出ホタルの里(遠藤利克、平田五郎)

 

信州は信濃大町に行っておりました。蕎麦が美味しいです。泣くと思う。 

北アルプスに抱かれた大地、信州では、森が濃くて深いです。なぜかな。水がちがいますね。アルプスの山々から注ぎ込む豊富にして清冽な水が、森を深く育んでいます。ナウシカ原作などを読みたくなる。

 

○遠藤利克「Trieb ー雨為る森ー」

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「宮の森自然園」で森の中に据えられた遊歩道を歩いていると、樹上から水がじゃばじゃば落ちている。熱帯雨林かよと無粋なことは微塵も思わない。森の中を満たす翳の重みに、水は吸い込まれていきます。

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【映画】「Don't Blink」ロバート・フランク @シネ・リーブル梅田

【映画】「Don't Blink」ロバート・フランク @シネ・リーブル梅田

 

 

大阪にもロバート・フランクドキュメンタリー映画が来たので、たのしみにして観にいってみた。なんかすごい寝ました。

ふう(´-`)

 

 

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公式HPより。これは写真やってる人種は期待します。街頭でスナップ撮影にいそしむ御大の姿を拝めるのかなとか。

 

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【ART―写真展】コレクション展―花咲(わら)う @ブルームギャラリー

【ART―写真展】コレクション展―花咲(わら)う @ブルームギャラリー

 

仕事終わりにギャラリー視察。本日は大阪・十三で写真専門に運営されているブルームギャラリーさんへ。

 

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地図を見ると思いっきり淀川沿いです。ギャラリー? あったかな?? GoogleMap先生に導かれて歩いてきました。さて現場です。問1.ギャラリーはどこか。

 

 

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正解はこちら。一見おしゃれ雑貨屋なので、今までギャラリーとは気付かなかった。こんにちは。

 

 

 

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店内は改装真っ最中で、壁の一つ向こうはガリガリビュイィイイーンドルルルルルル。

現在は限られたスペースで作品を展示販売中。

7 / 9(日)が新装開店オープンでおひろめパーティーもやるそうです。

 

 

置かれている作品はまさに現在活躍中の、比較的新しい作家さんのもの。どれも作家さん独自の手仕事、視点が織り交ぜられていて、虚と現のはざまを突くような、二度見・三度見してしまう映像イメージです。はっきりとそのコンセプトを言葉にすることはできません、しかしいつの間にか、その映像世界の小道に足を連れ去られていた感があります。

 

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辺口 芳典(へんぐち よしのり)氏  / 「PHOTOGRAPYシリーズ」より。

ドイツで展示されたA3タテの作品を、改めてマットで覆い隠し、意図的に一部分だけ切り出すことでイメージの再解釈がなされる。一枚ごとに改めてタイトルが付与されていて、宙空に浮かんだ言葉とイメージとを結びあうことを、作家自身が大いに楽しんでいるように見える。

 

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イメージの断片でありながら、何かどうも気になり、ラブホテルの電光表示、作者の母親と思しき中高年女性の横顔、奇怪な手の振りで踊っているらしき人、色と形のどちらともつかない光る流体などは、生きている詩のように、見た先から掴みどころなく過ぎ去っていくが、完全には消え去らずに脳裏のどこかに残響があって、また気になって見返してしまう。

 

 

 

 

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大坪 晶(おおつぼ あきら)氏  / 「Encyclopedia of Flowersシリーズ」より。

これはとてもとても好きな手法、世界観ですね\( ゚q ゚ )/

大坪氏はフォトコラージュを駆使し、平面の中で別の写真を重ね合せて小気味良いイメージの攪乱を行うとともに、平面から飛び出させて立体造形としての質感を与えていました。

 

私はフォトコラージュに取り組んでいるのですが、全てはphotoshopの中です。Adobe社がつぶれたら活動が立ち行かなくなる。手先が不器用で、外科医であったならば医療訴訟の王者になっていたかと思います、それぐらいだめなので、大坪氏のように高い繊細さ、穏やかなコミカルさを有した手作業のコラージュは、たいへん憧れます。

 

 

 

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こちらも大坪氏。元々のコラージュ作品を複写し、額装したもの。

しっとりと、モノのたたずまいがある上に、デジタルノイズの結晶が結露しています。つまり元の写真が良いんですね。それだけで語る力があった上で、その本体の世界観を崩さないよう、コラージュが寄り添う。

 

予算があったら、この「The Mind Invader in Box」は買って家に飾りたいぐらいです。比較的お安い。が、どういうわけか私の5月のカードの請求が40万円を超過していたので、当面はお通夜みたいな暮らしをします。まあ旅行いくけど。嗚呼。

 

 

ドリルがドリュルルルルルルルヴィィイイイイインと鳴る中、長々お邪魔しまして色々見させていただきました。

実は私、恥ずかしながら、写真をやっていると言いながらも、美術館回りがせいぜいで、新しい世代の作家さんの生写真に触れる機会がなかったです。今後はこうした機会を増やしたい所存。ギャラリーにまめに足を運ぶのが一番良さそうですね。

 

 

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額装について、サイズ、種類、加工とお値段など、色々とコンサルタントしてくださるということで、今後も何かと頼りにする機会がありそうです。

 

 

一仕事(?)終わったので飲みたいわけですが、ここは大阪と言えども十三であって、梅田とはまた別の国です、土地の風土、物件の間合い、建物の老朽度や猥雑さなど多くの点でどちらかと言えばミナミの新世界に近い気がします。

 

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好ましい老朽化が見られます。これらも店主、物件オーナーが体調悪化したり逝去されるなどしたら取り壊されてゆくのか、あるいはこのクレイジーなセンスは後世へ継承されるのか。

 

 

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ゲリラ的に物件、店舗が生きているところに、古参の都市生活者のしたたかさを感じます。再開発(浄化)が行き届いた梅田ではまず見られない生態。

 

 

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都市の雑な界隈では、誰が何をどう見るかの想定がモノによってバラバラなため、空間がミニ多次元化することがしばしばあります。

 

 

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メイン通りに面した店舗群であるが、よく見ると破れているではないか。

 

 

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年季の入ったお水系の物件。こうした店舗ビルはエントランスが円形に突き出し、照明器具の形状と合わせ見ると魚類や昆虫の顔ような、独特の迫力があります。いいですね。

 

 

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メイン通りの店舗は横一文字に並んでいる都合、あまりカオス感はありませんが、任意に光景を切り出して見てみるとどうも情報の整理がつかなくてきもちわるい。

 

 

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一軒一軒の店舗は自社のコンセプトを打ち出そうと努力するが、あまりに両隣が近接しているため、店同士のアイデンティティーが混線して見える。和風の個室ビデオ屋のようだ。 

 

 

 

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人間界はめんどくさいにゃー。

 

【映画】「世界でいちばん美しい村」石川昆 監督 @第七藝術劇場

【映画】「世界でいちばん美しい村」石川昆 監督 @第七藝術劇場

 

はい。どうも。こんにちは。

ノンフィクション写真家・石川昆 氏が監督を務める「世界で一番美しい村」を観に行ったのでメモ。

 

第七藝術劇場は大阪の欲望の掃き溜め・十三の歓楽街の中にある。

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デザイアー通りと勝手に呼称。寿司や刺身やねぎ焼き、焼き肉を食うと同時に、ビデオ試写室、キャバクラ、人妻、熟女などを食えるという街道であるが、マイナーな映画も食うことが出来るわけで、人生をこじらせた殿方・姫方も満足。

 

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【登山】快適ライト登山、奇岩の金勝アルプス(こんぜアルプス) @滋賀県_2017.6.17

【登山】快適ライト登山、奇岩の金勝アルプス(こんぜアルプス)@滋賀県_2017.6.17

 

2016年1月のぜんぜん雪がない武奈ヶ岳以来、お休みしていた登山ですが、写真仲間から強く強く要請があって、お連れすることになりました。ラッ。

 

「初心者でも十分に安全に楽しめる山はないですか」というクソ芸能人みたいなクソオーダーを投げましたら、師匠より「こんぜアルプスはいいで」「半日で奇岩とかいい眺望とか楽しめる」と最善の回答をいただきました。ありがとうございます。さすが客商売(山)経験者。

 

行先は滋賀県大津市甲賀市の隣ぐらい。忍者。

 

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金勝と書いてこんぜと読みます。MIHO Museum近い。

奇岩めがけてレッツゴー。

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【映画】「神々のたそがれ」「フルスタリョフ、車を」アレクセイ・ゲルマン監督 @九条シネヌーヴォ

【映画】「神々のたそがれ」「フルスタリョフ、車を」アレクセイ・ゲルマン監督 @九条シネヌーヴォ

 

H29.6/16(金)

 

大阪における映画文化の屋台骨は九条のシネ・ヌーヴォと十三の第七藝術劇場が支えていると言っても過言ではありません。

ナナゲイに浮気してばかりいて、6~7年ぶりに行きました。

 

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わー 相変わらずじゃーん。

\(^o^)/ わーい。

 

シネ・ヌーヴォでは現在「ロシア・ソビエト映画祭」を開催していて、名前だけは知っているけど観たことがないまま放置している名作を回収できるチャンス。

 

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なんかすごいものを観たので、断片的にでもメモを残そうと思う。

以下、個人的感想メモ。ネタバレが嫌いな方は開かないでください。

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【ART】「The Japan」渡辺直人@天野画廊 / 「blooming proudly」小路珠里・西田和美@ギャラリー白3

【ART】「The Japan」渡辺直人@天野画廊 / 「blooming proudly」小路珠里・西田和美@ギャラリー白3

 

大阪・西天満の「ギャラリー白」へ、キノシタ藍さんの写真展を観に行った際、刺激的な展示に出会いました◎

 

「星光ビル」内には「ギャラリー白」が1階から3階まで入っているのと、「天野画廊」さんも入っている。

 

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亜人種の方がいました。後に話を伺ってみたいと思います。

 

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【ART―写真展】H29.5/29-6/3 キノシタ藍 氏 個展「もののあはれを知る」@ギャラリー白

【ART―写真展】H29.5/29-6/3 キノシタ藍 氏 個展「もののあはれを知る」@ギャラリー白

 

H29.6/1(木)

写真表現大学の隠れた同期がギャラリーで個展をしておられるので観に行くの巻。彼女は夜間コースだったので接点がほぼ無かったのでした。

 

この日は病棟のワックス掛けに伴う病室の物品・患者の移動作業という鬱々とした一日を過ごし、閉ざされた病室の重く澱んだ空気、全身に薬品めいた患者臭を絡み付かせ、死に一歩二歩と漬かった私でした。ゴホッゴホッ。滅入る。天気も冴えない。

 

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しかし彼女の視界には、うち棄てられたものたちが、精彩を放っていたのでした。生身の人間よりもタフで輝いています。個性が豊かだし、主張もあるし、大いに共感するところです。 

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【展示】猫目線の玩具箱 ~Toy box seen from cat's eyes~ @ギャラリー「4匹の猫」(大阪市北区茶屋町)

【展示】猫目線の玩具箱 ~Toy box seen from cat's eyes~ @ギャラリー「4匹の猫」

H29.5/12(金)

 

大阪は梅田・茶屋町ZARAの隣から脇道に入り、パンケーキ専門店「Butter茶屋町」やジャンカラベトナム料理のエレファントカフェなどが並ぶ道をゆくと、ギャラリー「4匹の猫」があります。(知らなかった)

 

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LOFTに行くときでさえも通らない道。されど高校、浪人時代に河合塾に通っていた際、この界隈を物憂げにさまよっていたので思い入れはすごい。

 

「写真表現大学」の仲間を含む5名が小物や絵を展示・販売するという企画があり、

 

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<会期> 2017.5/11(木)~16(火)

 

駆け付けたにゃん。

 

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【ART―写真展】H29.5.5 松田謙一氏「Fragment + Embodiment」@ギャラリー富小路

【ART―写真展】H29.5.5 松田謙一氏「Fragment + Embodiment」@ギャラリー富小路

 

大学時代の写真部の先輩が、個展デビューしはりました。 

 

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中判・モノクロフィルムの底力を見せ付けられたのであった。

 

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